首都圏地区本部設計室第二設計課
2023年入社
A・I
「一人ではなく、みんなで作る」からこそ、いい建物が出来上がる。
Why Kiuchi?
木内建設である理由

転職先に木内建設を選んだ理由を教えてください。
前職でもマンション設計に携わっていたことから、転職先も同様の業務ができる会社を探していました。その中で特に意識していたのが、地元、静岡への貢献です。「静岡の企業で働き、地域に貢献したい」という思いで企業を探す中、地元で最も知名度のある木内建設で働きたいという思いが強くなりました。また、設計施工一貫体制により、細かい納まりなどを現場で学べる環境にも魅力を感じ、入社を決意しました。
入社後、嬉しかったのは両親の反応です。「娘が木内建設に入社したんだ」と近所の人に自慢げに話す姿を見て、少し照れくさい気持ちと同時に、とても嬉しく感じました。「鼻が高い」と喜ぶ両親を通じて、改めて木内建設の地域における存在の大きさを実感しました。
木内建設で働く中で、どんな価値観が大切だと感じましたか?
「一人ではなく、いろんな人の助けがあって建物が作られている」という考え方が大切だと感じました。設計者の独りよがりな設計ではなく、事業者や施工者に寄り添いながら進めることが、結果的にいい建物につながると実感しています。
以前の会社では、職人さんと話す機会はほとんどありませんでしたが、現在は現場で職人さんと直接打ち合わせをする機会も増えました。最初は話しかけるのにとても緊張したものの、実際に話してみると皆さんとても優しく、時には娘のように接してくれるんです。「ここはこうした方がいいよ」と気さくにアドバイスをくれたり、困ったときには丁寧に教えてくださったり…。現場の第一線で活躍される職人さんとの何気ない対話を通じて、より良い建物づくりの本質を日々学ばせていただいています。
入社後、特に印象に残っている社内での出来事や発見はありますか?
入社して最初に驚いたのは、上司の働き方に対する考え方でした。「決められた時間内でしっかり仕事をして、自分の時間も大切にしなさい」と、若手の退社時間を気にかけ、極端に業務が集中しないよう配慮してくださいます。前職ではどちらかというと、上司はバリバリ働いていて、「お前たちもついてこい」という雰囲気だったので、その違いに本当に驚きました。
中でも特に印象深かったのは、「今日は子どもの参観日だから」と、男性社員の方が早く帰られたことです。仕事一筋のイメージが強い建設業界で、このような会話が聞こえてくることに驚きつつも、なんだか微笑ましく感じました。
建設業界というと、どうしても「ブラック」というイメージを持たれがちです。確かに業務が立て込む時期には、遅くまで残ることもあります。でも、木内建設は本気で労働環境を改善しようとしており、組織の上層部から積極的に働き方改革に取り組まれています。これは私にとって本当に衝撃的なことでした。時代の流れもあるのかもしれませんが、このような会社で働けることをとても嬉しく思っています。
To the future
未来へ向かって

どんな方が木内建設では力を発揮できると思いますか?
自らチャレンジし、最後までやり遂げる行動力がありつつも、周りへの気配りのできる方が活躍できる会社だと思います。
私の上司がまさにそんな方で、日頃から自分の担当物件だけでなく、他の物件のことまで気にかけて動いてくださっています。例えば、設計から引き渡しまで2〜3年かかることも多いマンション設計の際などは、着工までの間に廃番になってしまう部材が出てくることがあるのですが、上司は自分の物件だけでなく、他の物件でも同じ部材を使う予定はないかとチェックして、担当者に「この部材は廃番になるから、こういう代替品を提案しておいた方がいいよ」と声をかけてくださるんです。さらには1ヶ月後、2ヶ月後にも「その後どうなった?」と声をかけ、気を配られています。こういった気配り、心配りは社内に対してだけでなく、協力業者の方たちに対しても同様です。上司の誠実さに感化された協力業者の方々も「あの人が担当なら、私たちも頑張ろう」という気持ちになってくださり、プロジェクト全体の意識が自然と高まっていくのを感じました。
私はまだまだ目の前の仕事に精一杯で、こんな風に周りまで見渡すことはできませんが、すぐ近くでこういった仕事ぶりを見て学ばせてもらえることは、本当に恵まれた環境だと感じています。
今後、この会社でどのようなことに挑戦したいと考えていますか?
今はまだ上司のサポートのもとで仕事をしていますが、いずれは一人で物件を任せていただき、設計から監理、お引き渡しまでを一貫して担当できるようになりたいです。
技術職の女性がまだまだ少ない建設業界ですが、私は長く活躍していきたいと考えています。もちろん木内建設にも女性技術者はいますが、業界全体でみると、早くに現場を離れてしまう方や、キャリアを途中で諦めざるを得ない方も少なくありません。木内建設は「静岡市多様な人材活躍推進企業」として表彰されているように、女性の活躍を積極的に支援してくれる会社です。打ち合わせの場などで私が発言しても、真剣に耳を傾けてくださいますし、新しい仕事もどんどん任せていただけます。こうした風通しの良い社風のもと、業務改善の提案など、積極的に発信していきたいと思います。難しい環境だからと諦めるのではなく、自分の働き方を通じて会社や業界に少しでも良い影響を与えられたらと思っています。
転職を考えている人へのメッセージ
私の場合、前職を早期に退職したこともあり、建設業界で本当にやっていけるのか不安を抱えて入社しました。それでも入社後の研修とメンバーとのコミュニケーション、上司をはじめとしたサポートのおかげで、すぐに会社に馴染めました。また、私は中途採用でしたが、会社の配慮で新卒入社の方々と一緒に研修を受けることができ、「なんちゃって同期」として心強い存在ができました。
新しい環境に飛び込むには勇気がいりますが、実際に入ってみるととても温かい会社だと実感してもらえると思います。私も入社前は伝統ある会社なので厳格な縦社会を想像していましたが、実際には若手の意見も積極的に取り入れる風通しの良い会社だったので、そのギャップに驚きました。先が見えない就職活動には不安が付きものですが、みなさんの挑戦を陰ながら応援しています。

1日のスケジュール
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08:30
出社
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09:00
メール確認
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09:00
打ち合わせ前準備
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10:00
図面確認、事業主確認内容共有
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12:00
お昼
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13:00
設計定例
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16:00
定例後資料まとめ
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18:30
退社
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