施工管理 建築

静岡本店建築部工事課

2019年入社

H・K

「自分がつくった」と胸を張って言えるようになる。それが今の目標です。

Why Kiuchi?

木内建設である理由

入社の決め手は何ですか?

幼い頃からものづくりに興味があり、何もないゼロの状態から何かが出来上がっていく過程が好きだったことから、施工管理職に魅力を感じていました。住宅メーカーを中心に就職活動を進める中で「より大きなスケールで、多くの人の役に立つ建物に挑戦したい」「様々な種類の建物に携わりたい」と思うようになり、住宅メーカーではなくゼネコンという選択肢を考えはじめました。

そんな中、出会ったのが木内建設です。木内建設は商業施設やオフィスビルをはじめ、静岡のランドマークとなる建物など幅広い分野の施工を手掛けており、その豊富な実績に魅了されました。どの建物も唯一無二で、常に新たな挑戦ができる環境に惹かれたのを覚えています。地元であり、大好きな静岡で働きながら地域に貢献できる点にも心を動かされ、「この会社で静岡のためになる仕事がしたい」そんな思いが決め手となり、入社を決意しました。

入社前に何をしていたか、またどんな準備をしていたのか教えてください。

何か特別準備したつもりはありませんが、振り返ってみると学生時代のアルバイト経験が今の仕事に活きていると感じます。私はテニスクラブでコーチのアルバイトをしていたのですが、その中で様々な方とコミュニケーションを取る機会がありました。幼稚園の子から年配の方、初心者から選手の人と非常に幅広い中で、それぞれに合った教え方や練習メニューを考えていたため、臨機応変な対応を自然と学ぶことができました。

現在の施工管理の仕事でも、現場で多くの方々と関わります。職人さんはもちろん各工事を取りまとめている方(番頭、職長)、設計者、監理者やお施主様など、立場や年齢が異なる人々と接する機会が多い仕事です。そんな中で、テニスコーチ時代に培った「相手に合わせたコミュニケーション力」は現在の仕事に役立っていると感じます。

入社後の経歴(キャリア)と現在の担当業務を教えてください。

私の場合、入社から6年間で新築工事4件、改修工事2件に携わり、現在も新たに新築工事の準備をしています。これまで新築では14階建てのホテル、ディーラー、研究所など、大規模な案件も含めさまざまなプロジェクトを経験してきました。今までの現場での主な業務は、安全管理と品質管理です。私の仕事は毎朝、現場の安全設備チェックから始まります。足場や手すりの状態確認、作業通路の安全確保など、作業員の方々が安心して働ける環境整備は全ての基本です。

現場では、日々の進捗管理も重要な仕事の一つです。各協力業者さんの作業工程を細かく確認し、資材の搬入時期や施工順序の調整を行います。時には予定外の事態も発生しますが、スケジュールに影響が出ないよう迅速な判断と対応を心がけています。

Challenge

挑戦していること

あなたを成長させたプロジェクトはなんですか。

どの案件でもたくさんの学びがありますが、中でも大きく成長できたと感じているのはある病院の改修工事です。この工事は、病院が通常運営されている中で進めなければならず、患者さんやスタッフの方々の日常や医療活動に配慮する必要がありました。

工事は1階から6階まで、多い時は約20のエリアが同時進行です。それぞれのエリアで耐震工事やトイレの改修、病棟の改修など、性質の異なる工事が並行して行われるだけでなく、振動や騒音、臭気や粉塵にも常に気を配らなければなりません。細かい部分にまで神経を使う、とても難しい現場でした。中でも最も難易度が高かったのは、工程管理の部分です。一部の病棟が使えない間は別の病棟を使える状態にしなくてはならず、工事のできる日が限られている中で、細かな納まりや資材の搬入経路など、緻密な計画立てに頭を悩ませました。この現場では初めて多くの判断を任されたのですが、試行錯誤を重ねる中で徐々に自分なりの対応ができるようになり、大きく成長できたと感じています。

仕事の面白さ、難しさ、やりがいを教えてください。

この仕事の魅力は、何もない更地から建物を形にしていくプロセスに携われることです。図面上の設計だったものが、日々の作業を通じて少しずつ現実の建物になっていくのです。建物を覆っている足場が解体され、外観を初めて目にした瞬間は、毎回大きな感動を覚えます。

私たちが造る建物には、一つとして同じものはありません。同じように見えるオフィスビルでも、立地条件や地盤の状況、建物の用途、お客様の細かな要望によって工事の進め方は変わってきます。また、建物の規模や工期、周辺環境への配慮など、現場それぞれで考慮すべき要素も異なります。それぞれの条件に応じて工法や材料を適切に選定し、時には予期せぬ事態にも対応しながらも、安全で高品質な建物を造りあげています。このように、現場ごとに新しい発見や課題があり、それを乗り越えていく経験の積み重ねが、施工管理という仕事の面白さであり、同時に難しさでもあると感じています。

社内の雰囲気について教えてください。

懐が深いと言いますか、若手の挑戦をちゃんと応援してくれる会社だなと思います。私自身、入社1年目から様々な仕事を任せてもらえましたし、それが大きな成長につながりました。周りの先輩方もとても優しく、なんでも気軽に相談できる方たちばかりです。もちろん時には悩むこともありましたが、「分からないことは何でも聞ける」雰囲気の中で、積極的に経験を積むことができました。この信頼関係があったからこそ、自信を持って仕事に取り組めるようになったのだと思います。

今では私も後輩ができ、指導する立場になりました。先輩方から学んだ「任せて、見守る」という姿勢を大切にしながら、後輩が思いっきり成長できるようサポートしたいと考えています。

To the future

未来へ向かって

木内建設だからこそ実現できることを教えてください。

木内建設は静岡県内でトップクラスの施工実績を誇り、官庁工事と民間工事の両方で様々な建物を手がけています。学校や病院などの公共施設から、オフィスビルや商業施設まで対応できる幅広さは、私たちならではの強みです。

また、多くのお客様から継続的にご依頼をいただいている点も特徴のひとつです。お客様企業の中には、本社ビルの建設をきっかけに工場や支店の工事も任せていただくことが多く、このことは施工品質だけでなく、私たちの仕事に向き合う姿勢も評価いただいているためだと感じています。地域に根ざした取り組みとお客様との信頼関係の積み重ねを通じて、確かな技術で安全な建物を提供すること。これこそが、木内建設だからこそ実現できる価値ではないでしょうか。

進んでいきたい役職や今後のビジョン、目標などを聞かせてください。

次のステップとして目指しているのは、施工図のチェックや工程表の作成に深く携わることです。現在は現場での管理業務が中心ですが、計画段階から関わることで、建物の品質向上や効率的な施工に貢献したいと考えています。施工図や工程表は建物づくりの基礎となる部分です。これまで現場で得た経験を活かし、より効率的な施工方法を検討したり、起こりうる課題を予測して事前に対策を講じることで、より良い建物ができるよう貢献していきたいです。

今は「建物に携わった」という感覚が強いのですが、将来的には自分が計画した納まりや工程で予定通りに進み、完成まで導くことができた時、より一層「自分が建物を造り上げた」という実感が持てるのではないかと思います。それが今の私の目標です。

就活生へのメッセージ

私が木内建設で働いていて最も誇りに思うのは、地元静岡の街づくりに貢献できることです。県内トップの施工実績を持つ会社だからこそ、病院や学校、オフィスビルなど、多くの人々の暮らしを支える建物づくりに携わる機会に恵まれています。

この施工管理という仕事の特徴は、様々な人々との関わりの中で建物を造り上げていくところにあります。職人さんや専門工事業者の方々、お客様との打ち合わせや調整を重ねながら、一つの建物を完成させていく楽しさは他の仕事では味わえません。もちろん、建築施工管理技士などの資格取得も必要になりますが、木内建設には資格取得へのサポート体制も整っているので、安心してください。「地元のために働きたい」「人と関わる仕事がしたい」。そんな思いをお持ちの方と、ぜひ一緒に静岡の未来をつくっていけたらと思います。

1日のスケジュール

  • 08:00

    朝礼

  • 08:30

    危険予知チェック

  • 09:00

    現場巡回・確認

  • 12:00

    お昼

  • 13:00

    現場巡回・確認

  • 17:00

    事務作業

  • 18:30

    退社

エントリーはこちら

ENTRY