施工管理 建築

東京本店建築部工事課

2020年入社

K・E

今の自分があるのは、これまでお世話になった方々のおかげです。

Why Kiuchi?

木内建設である理由

入社の決め手は何ですか?

「木内建設で働きたい」という思いは、昔からずっと抱いていました。実は、実家が本社の近くにあり、木内建設は子どもの頃からとても身近な存在だったのです。とても大きく迫力のある本社で、子ども心に「すごい会社だな」と感じていました。一方で町内会の行事が会社の敷地内で行われるなど、地域に根差した企業としての優しい一面も感じていました。

建設業を志したきっかけとしては、現場監督として働く親戚の影響が大きいですね。小学生の頃、学校が休みの日によく現場に連れて行ってもらいました。現場で職人さんたちと打ち合わせをする姿や工事の進み具合を確認する様子を見ていて、自然と建設業への興味が芽生えていきました。今思えばその時に抱いた親戚への憧れが、私の将来を決めたのだと思います。

成長してもこの思いは変わりませんでした。もちろん大学では建築を学び、志望先は木内建設一本です。たとえ配属先がどこになったとしても、この会社で働くことに意味があると感じていました。「幼い頃から見てきたこの会社で働きたい」。それが私の一貫して変わらない夢でした。

入社前に何をしていたか、またどんな準備をしていたのか教えてください。

お金はあまりないですが、時間はたくさんあるのが学生です。社会人になると自分の時間が取りづらくなると考えていたので、学生ならではの時間の使い方を大切にしていました。中でも旅行には積極的に出かけ、各地の建築物をたくさん見て回りました。思い出を作りながらも建築への造詣を深めることができ、有意義な時間を過ごせたと感じています。

また、幼少期から続けてきたサッカーにも全力で取り組みました。社会人になるとなかなかスポーツを続けることは難しくなります。だからこそ、仲間と一緒にプレーできる最後の機会だと思い、思う存分打ち込みました。

入社が近づいてきてからは、意識して明るくハキハキと過ごしていました。会社に入ったら「どの同期よりも、元気よく出社する!」と心に決めていたので、その事前練習です。「新入社員なんだからどんなことでも積極的に、失敗を恐れずにチャレンジしよう」と自分に言い聞かせていましたね。

入社後の経歴(キャリア)と現在の担当業務を教えてください。

2020年の入社当時はコロナ禍真っ只中で、当初予定されていた東京配属がしばらく延期となりました。その間、実地研修として本社建替え工事などを経験した後、少しコロナが落ちついた頃に東京本店の配属となりました。

現在の主な業務は施工管理です。朝一番の現場巡視から始まり、職人さんとの打ち合わせや品質管理、工程の確認など日々現場での業務に携わっています。また、通常の施工管理業務以外にも、これまで様々な活動に参加する機会がありました。例えばBIM育成チームの一員として、建築業界で注目されているBIMの活用推進に取り組んでいます。これは、3次元モデルを活用して建物の設計から施工までを効率的に進めていく新しいシステムです。

また最近では、ユニフォームのリニューアルプロジェクトにも参加する機会をいただき、現場で働く社員の声を集めながら、より機能的で快適な作業着への改良に取り組みました。建設現場での業務に加えてこのような全社的な取り組みにも参加できたことは、とても貴重な経験でした。入社してまだ5年目ですが、木内建設では若手社員にも様々なチャレンジの機会を与えてくれる、そんな社風を実感しています。

Challenge

挑戦していること

あなたを成長させたプロジェクトはなんですか。

今まで携わったどの物件、どのプロジェクトも私を成長させてくれました。一つ挙げるとすれば、やはり初めて現場監督として任された案件ですね。最初は分からないことだらけで失敗もしましたが、それでも一緒に付いてきてくれた職人さんたち、丁寧に指導してくださった先輩方のおかげでなんとか乗り越えられました。

意識していたのは、職人さんたちとの積極的なコミュニケーションです。現場では指示を出す立場ではありますが、実際には職人さんから多くのこと教わりました。「ここはこういう手順の方がいいよ」など、豊富な経験に基づくアドバイスをいただき、信頼関係を築きながら一緒に現場を作り上げていきました。無事に工事が完了できた時は、みなさんへの感謝の気持ちと共に、これまで味わったことのない達成感に包まれました。

振り返ってみると、これまでお世話になった方々との出会いやその時々の経験が今の自分を作り上げているのだな、と実感しています。一つの現場、一つのプロジェクトごとに新しい発見があり、その全てが自分の糧となるのです。私の成長がみなさんへの恩返しになると信じて、これからも突き進んでいきたいです。

仕事の面白さ、難しさ、やりがいを教えてください。

多くの人とコミュニケーションを図りながらものづくりをしていくこと、それが私たちの仕事の特徴であり、面白さだと感じています。どの現場でも様々な職人さんと関わります。同じ方もいればその日が初対面の方もおり、これだけ多くの人と日々出会える職業は珍しいのではないでしょうか。

現場監督という立場は確かに指示を出す側ではありますが、それだけでは決してうまくいきません。こちらの意図をしっかりと理解してもらい、かつ相手の考えや状況にも配慮する。その両方があって初めて、良い建物が作れるのです。もちろんそれぞれ立場が違いますから、時には意見の食い違いや同意が難しい局面もあります。それでもお互いを理解し合いながら、一つの目標に向かって進んでいかなくてはなりません。その過程で少しずつ信頼関係が築かれ、最後に完成した建物を見上げた時の達成感は、何物にも代えられません。その瞬間こそ、私たちが感じるこの仕事の最も大きなやりがいです。

社内の雰囲気について教えてください。

配属は様々ですが、どの部署でも誰もが前向きに仕事に取り組んでいます。特に東京本店は同年代の若手社員が多く、仕事終わりに食事に行ったり休日は一緒に遊んだりと、単なる同僚を超えた関係性です。休日に集まってもいつの間にか仕事の話をしていたり、建築について夜遅くまで語り合ったり。みんなこの仕事が大好きなんですね。同じ木内建設で働く仲間として、かけがえのない存在です。

会社全体としても、若手社員の意見を積極的に取り入れようとする姿勢を感じます。先ほどお話ししたユニフォームリニューアルプロジェクトも、若手が中心となって取り組んだものでした。経験豊富な先輩方も、私たちの意見に真剣に耳を傾けてくださり、年齢や役職に縛られない会社だな、と日々実感しています。

To the future

未来へ向かって

木内建設だからこそ実現できることを教えてください。

会社の品質方針である「顧客満足」これに尽きると思います。設計図通りに作るのは当然ですが、私たちはそこからさらに、「ここはこうした方が良いのでは」という提案を積極的に行っています。実際の施工段階で気づく改善点もたくさんあるのです。

もちろん、予算や工期などの制約はありますが、できる限りお客様の要望に寄り添いながらより良い提案を心がけています。たとえ難しいご要望でも、その場で「できません」と断るのではなく、限られた条件の中で実現できる方法を考え、代替案を提示する努力は怠りません。

私たちが目指しているのは、お客様の期待を超える建物を作ることです。そのためには、現場の知恵と工夫を最大限に活かし、時にはお客様と一緒により良い解決策を探っていくのです。こうした姿勢が木内建設らしさであり、木内建設だからこそだと思うのです。完成後にお客様から「期待以上の建物を建てていただき、本当にありがとうございます。」とお声かけいただいた時は、それまでのどんな苦労もすっ飛んでしまうんです。

進んでいきたい役職や今後のビジョン、目標などを聞かせてください。

どんな現場でも安心して任される、そんな現場所長になりたいです。所長というのは現場における責任者として会社から予算を預かり、様々な判断を下しながら物件を完成させていく責任のある立場です。

まだまだ知識も経験も不足している自分には、日々の現場での学びが何より大切です。先輩方の動きを見て学び、職人さんの仕事を一つひとつ覚えながら、現場の仕事を着実に吸収しています。

同時に、これまでの経験から痛感してきたのが、人と人とのつながりの大切さです。より良い建物を作り上げていくためには、多くの人の力を結集させなくてはなりません。そして、それを実現できるのは現場からの信頼を得られる存在だけです。30代前半には所長を務めたいと考えていますが、そのためにも会社と現場、双方から信頼される人間になることが私の目標です。理想のリーダーを目指して、これからもどんどん成長していきます。

就活生へのメッセージ

建設業は昔から3K(きつい・汚い・危険)と言われ、敬遠されがちな業界でした。しかし今は、新4K(給与・休暇・希望・かっこいい)と呼ばれるように、業界全体が大きく変わろうとしています。特に働き方改革は、業界内でも大手企業を中心に着実に進んでいます。木内建設でも全社を挙げて取り組んでおり、私自身、会社の変化を実感しています。例えば、若手の意見を積極的に取り入れる文化や、休暇を取得しやすい環境づくりなどは特に、この数年で着実に改善が進みました。

また、建設業の魅力は目に見える形で仕事の成果を残せることです。多くの人と協力しながら、世界で一つの建物を作り上げていく仕事であり、その建物は何十年もの間そこに存在し続けます。私たちの仕事は確かな形として未来に残せる、素晴らしい仕事なのです。

今はまさに業界の転換期。これから建設業界の未来は、もっと明るくもっと魅力的なものになるはずです。そんな建設業界で、私たちと一緒に新しい時代を作って行きましょう。

1日のスケジュール

  • 07:30

    出社

  • 08:00

    朝会

  • 08:30

    業者対応・巡視

  • 12:00

    お昼

  • 13:00

    現場確認

  • 15:00

    事務作業

  • 17:00

    翌日の作業確認

  • 17:30

    退社

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