設計 意匠設計

静岡東海地区本部設計室設計部設計課

2023年入社

R・O

お客様満足を第一に考えた、施工性と意匠性の調和を目指して。

Why Kiuchi?

木内建設である理由

入社の決め手は何ですか?

静岡県トップの実績や経営が安定している企業であることも魅力でしたが、最も大きな決め手となったのは「上司と若手との距離が近い」という点でした。私は学生時代、アルバイトを通じて業界大手の会社の方々と接する機会がありました。その会社は組織が非常に大きいため、若手社員と決定権を持つ上司との接点が限られているように感じました。このような環境では、若手の意見が伝わりにくく、自分のやりたい仕事ができる機会も限られてしまうのではないか、と懸念を抱きました。

そんな中で参加した木内建設の会社説明会では、アットホームな雰囲気の中にもしっかりとした技術力やチームワークの良さを感じました。この会社なら自分の意見も伝えやすく、伸び伸びと仕事ができそうだと思い、木内建設への入社を決めました。

入社前に何をしていたか、またどんな準備をしていたのか教えてください。

学生時代は学校にサークルにアルバイトにと、忙しくも充実した日々を過ごしていました。こうした経験の中で築いた人間関係は、私の一生の財産です。また、学生時代に知り合った建築業界の方とは今でも交流が続いていて、時には業界の新しい情報を教えていただくこともあるんですよ。

入社前の準備という点では、入社式当日に「今日から社会人だ」という自覚を持つことが大切だと思います。入社後も学生気分が抜けていないと、なかなか良いスタートは切れません。だからこそ、学生時代は思いっきり好きなことをしてもらいたいです。そして、4月にはビシッと気持ちを切り替えて、入社式に臨んで欲しいですね。社会人になると学生ほどの自由な時間はありません。だからこそ、入社前はいろいろな経験を通じて視野を広げて欲しいです。旅行や趣味、人との出会いなど、どんな経験も無駄にはなりません。実際、私自身も学生時代のさまざまな体験が、今の仕事への意欲や創造性につながっていると実感しています。

入社後の経歴(キャリア)と現在の担当業務を教えてください。

入社後の研修では、社会人としてのマナーや会社の実績、建設業界の基礎知識などを学び、その後約1年間は現場研修として施工管理業務を担当しました。建築工事の最初から最後まで携わることができ、何もなかった場所に建物が出来上がっていく様子に大きな感動を覚えました。2年目からは設計部に異動し、現在は複数のプロジェクトに同時に携わりながら、先輩方の指導のもと、基礎的な設計業務を学んでいるところです。

技術職として入社した社員は基本的に1年間の現場研修があるのですが、これは設計者として働く上で非常に貴重な経験だと感じました。実際の建設現場を経験することは、図面だけでは分からない施工上の課題や、現場ならではの工夫の理解に役立つだけでなく、現場で働く方々の努力や大変さを肌で感じる機会にもなりました。私自身、現場で実際に見聞きし、自分で考え体験したことを通じて、施工の難しさや現場での工夫の重要性を実感し、それらの学びが今の業務に日々活かされています。

Challenge

挑戦していること

あなたを成長させたプロジェクトはなんですか。

1年目の施工管理現場研修です。この研修は、建物がどのようにして完成するのか実践的に学んだ貴重な時間でした。図面から実際の建物が立ち上がっていく過程には、想像以上の発見があり、構造や設備の納まり、仕上げの細部に至るまで、現場では図面以上に多くの工夫や調整が必要だと学びました。また、建築とは決して一人の力でできることではなく、現場のスタッフや様々な職人の方など、多くの人が知恵を出し合い、協力し合って初めて成し遂げられるものなのです。

約1年間、実際に現場を自分の目で見て、工事する人の視点や工夫を知れたのは、とても大きな経験でした。そのおかげで、設計の際に現場で働く人たちの立場に立って考えられるようになり、品質はもちろん、「施工のしやすさ」の大切さにも気づくことができました。

仕事の面白さ、難しさ、やりがいを教えてください。

建築の仕事をする上で、関わる方々は皆それぞれ立場が違い、考え方も異なります。設計者としての視点、現場の立場、そしてお客様の要望など、時には相反する意見の中で、建物の完成という一つの目標に向かって、それぞれの課題をクリアしていく過程は、とても難しい部分が多くありますが、その分やりがいも感じています。

設計の仕事では、お客様から急な設計変更の要望をいただくことも少なくありません。法的な制約や構造上の問題から、そのままでは実現が難しいケースもありますが、諦めずに様々な方法を探ります。時間をかけて行政との相談を重ねたり、いくつもの代替案を検討したりと大変なこともありますが、お客様のことを思うと決して手は抜けません。

社内の雰囲気について教えてください。

オープンで明るい雰囲気が、木内建設の特徴だと思います。一人ひとりがそれぞれのペースで仕事を進められますし、先輩方も気さくで、分からないことがあれば気軽に質問できる関係性です。

こうした社内の雰囲気は、2021年にリニューアルされた本社社屋にも表れています。各部署間の壁をなくしたオープンなオフィスレイアウトで、中心には大きな吹き抜けの階段があります。この階段を通して異なるフロアの部署間でも、距離を感じることなく会話が生まれています。「風通しの良さ」を体現したこの開放的な空間で、若手の意見も積極的に取り入れてもらえる環境は、私たち社員の成長を大きく後押ししてくれています。

To the future

未来へ向かって

木内建設だからこそ実現できることを教えてください。

木内建設はお客様のご要望に対し、一つひとつ真剣に、かつ丁寧に対応する会社です。決して画一的な対応ではなく、お客様ごとにしっかりと向き合い、きめ細やかな提案を行なっています。

建物は完成後、長年にわたってお客様の生活や事業の場となります。だからこそ、些細な要望でも真摯に耳を傾け、実現の可能性を追求しています。時には難しいご要望もありますが、簡単には「できません」とは言いません。代替案を考えたり、他の方法をご提案したりしながら、お客様と一緒によりよい答えを見つけていきます。地域に根差した企業だからこそ、地元のお客様の要望や課題をより深く理解できることも強みの一つです。静岡の気候や文化、ライフスタイルを熟知した上で、お客様に最適な建物を提案できるよう努めています。この地域密着型のきめ細やかな対応は、木内建設ならではの価値ではないでしょうか。

進んでいきたい役職や今後のビジョン、目標などを聞かせてください。

「Oさんに相談すれば、なんとかしてくれる」と言ってもらえるような、信頼される設計者になることが私の目標です。そんな設計者の理想を、今、同じ部署の先輩が見せてくれています。先輩は現場の方からもお客様からも厚い信頼を得ていて、どんな案件でも周囲から頼られる存在です。難しい課題に直面しても、諦めずに解決策を見出す姿勢には本当に感銘を受けています。

そんな先輩のような設計者を目指して、まずは自分一人で一物件こなせることを直近の目標にしています。建物の設計は一人では完結しませんが、お客様からのご依頼から完成まで、責任を持って担当できる設計者になりたいです。そのためには、日々の業務で積極的に質問し、様々な建物を見て学び、一歩一歩スキルを磨いていきたいと思います。

就活生へのメッセージ

就活中は分からないことが多く、不安や悩みで頭がいっぱいになる時もあると思いますが、私を含め周りの友人を見ていても、結果的にみんなそれぞれの場所で活躍しています。

「どの会社に入るのが正解なのか」「自分に合っている仕事は何なのか」、考えれば考えるほど分からなくなることもあると思います。ですが、きっと正解は一つではないです。その時の自分が納得できる選択をして、そして自分の決めた場所で頑張っていけば、その選択は、自然と自分にとっての正解になるのではないでしょうか。振り返ってみると、私も2年前は皆さんと同じように悩みながら就活をしていましたが、今は毎日充実した日々を送っています。皆さんも自分の可能性を信じて、一歩一歩前に進んでいってください。きっと素晴らしい未来が待っていると思います。

1日のスケジュール

  • 08:00

    出社

  • 08:30

    朝会

  • 09:00

    社内業務・資料作成

  • 12:00

    お昼

  • 13:00

    施主打合せ

  • 15:00

    図面確認

  • 17:00

    翌日の準備

  • 17:30

    退社

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