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人を知る

社員インタビュー

東京本店 建築部 工事課

関森 貴彦 TAKAHIKO SEKIMORI

2007年入社

Q. 木内建設を志望した理由を教えてください。

出身が静岡であること。また大学で建築学科を専攻していたことから、学びを最大限に活かせる環境を求め、県内最大手のゼネコンである木内建設を選びました。ゼミでは主に設備系の研究を行っていました。入社当初から東京支店(現東京本店)建築部工事課に配属。現在に至ります。

Q. そのためにどんな準備をしましたか。

もともと建築の勉強をしていたので、特に準備というものはしていませんでした。ただし入社後に感じたのは、大学で学んだことが、実際の現場ではそのまま通用しないということです。やはり業界内で初めて学ぶことは多いなと思いましたね。

Q. 社風についてどう思いますか。

「ものづくり」という仕事柄、人と人との繋がりを大切にしている会社だなと思います。各部署との連係が多いため社員間のコミュニケーションも活発で、会社全体のまとまりというか、一体感を感じますね。また社長が社員と直接会話する機会を積極的に求める方なので、トップとの距離感の近さも感じます。木内建設という会社は、伝統的に経営者が情に厚いんですよ。それもまた大きな魅力のひとつです。

Q. 配属部署の業務内容について教えてください。

工事の全体的な管理を担う部署で、現在はマンション建設を数多く手掛けています。日々、安全・施工・品質・予算管理に気を配りながら、お客様や協力業者さんと打ち合わせを重ねて、作業を円滑に進めるためのトータルマネージメントが主な業務となります。いわゆる現場監督ですね。細かな業務指示や管理を始め、多方面との打ち合わせや図面の作成、トラブル対応など、業務は多岐に渡ります。かなり頭を使う仕事です。

Q. どんなところに仕事のやりがいや面白さを感じますか。

他社さんの広告で「地図に残る仕事」というキャッチフレーズがありましたが、ゼネコンの醍醐味はまさにそこだと思います。建築物って、一つとして同じものはない唯一無二の存在なんですよ。だからこそ、それぞれに価値を持ち、ずっと街と人の記憶に残る、そんな「ものづくり」をいつも心がけています。そういう意味では、以前、建築の専門誌に注目の物件として自分が関わった建物が掲載されたときはうれしかったですね。

Q. 仕事から学んだことはありますか。

全てにおいて、管理は重要だということですね。例えば現場で担当者が作業をやりっぱなしで帰ったとすると、誰かがそれを片付けなくてはならず、余計な時間とお金が発生します。些細なことかもしれませんが、その気の緩みは作業全体に波及しかねません。それを防ぐためにも、作業を行った人がその日のうちに責任を持って片付けるという意識は大切で、絶対にやるべきタスクとしてリスト化し、常に意識するよう掲示しています。現場の管理を怠ると浪費が生じます。新人時代、自分が携わった現場で苦い体験をしたことがあり、それを肝に銘じて仕事をしています。

Q. 今までに印象に残っている仕事を教えてください。

2年前(2020年)に自分が初めて所長を任された現場が竣工した時です。現場職員と協力会社さん、先輩方に助けていただき1年半という施工期間を経て無事竣工を迎えた時は感慨深かったですね。何億というお金、数十の会社、そして累計で1万人を超えるスタッフを自分の責任と裁量で動かすという意味では、工事課の所長って、ひとつの会社の社長と同じなんです。だからこそ、無事竣工を迎え、引き渡しが完了したときの達成感は格別でした。この経験から、お客様やエンドユーザー様に、どういう提案をしたらもっと喜んでいただけるかをより意識できるようになりました。

Q. 今後、目指す社員像はありますか。

今後、また所長として現場を任される機会も増えると思います。先輩方を見習ってどっしりと腰を据え、お客様はもちろん、後輩や職方さんたちからも信頼される所長でありたいと思っています。

Q. 木内建設を目指す方に、ひとことお願いします。

時間とコミュニケーションを大切にできる方に、仲間になっていただきたいですね。先程、人と人の繋がりが大切とお話しましたが、現場はさらにその意識が高いんですよ。建設業界もどんどん変化しているとはいえ「ものづくり」という面では、まだまだ人の手によるところが大きい。その環境に順応できる人と一緒に仕事をしたいと思います。弊社は魅力的な人が多く、また仕事にも恵まれており、頑張りがいのある会社です。仕事も自身の成長もきっと「チーム木内」の総合力で力強くバックアップしてくれるはず。皆さんの若い力に期待しています。